2005/03/14

値段が書いてあるものもありますが、部品代や送料 追加作業などが含まれている
場合があります。同じような作業をしたとしても同じ金額にはなりませんのでご注意ください。


ヴィッツ クォーター交換

私は新型より、こっちのデザインの方が好きです。

破損個所は左クォーターパネルです。

幸いドアまでのダメージはありませんが、リヤドアは

開かないぐらいのダメージです。

見た目よりかなりひどい損傷になります。

 

ここまでひどいと、事前の見積りでは限界があります。

いろいろ部品を外してみて、内部を見てみないことには

詳しい金額が出せないので難しいです。

ただ、今回の依頼は「外観重視」ですので

内部フレームなどは、それなりでいいそうです。

フレーム修正機で荒だし。

これだけで、とりあえずドアは開きました。

クォータートリムを外して、内側から見たところです。

わかりにくいですが、赤く囲った部分は全体的に

ひずんでいるような感じです。

おそらく、リヤのショック取り付け部も動いていると思います。

ですが、ハンドルのセンターは変わっていませんし、乗り心地にも

違和感はありません。

ですので、このあたりは荒だしでOKとします。

クォーターのスポットを外して、インナーフェンダー部分です。

本来なら、赤丸で囲った部分は交換したいんですが、

予算の関係で難しいです。

作業も大変なことになっちゃいますし。

かなり大変な板金になりますが(とても硬い)

細かい部分は抜きにして、板金していきます。

新品クォーターパネルを被せたところです。

写真ではあっという間ですが、細かい部分の位置を合わせるのに

大変な苦労をしています。

特にテールランプ回りの位置が大幅に狂っていて、そこを合わせるだけで

10回以上、クォーターをつけたり外したりしました。

ピラー溶接部アップ。

重ねて溶接するのは嫌いなので、突合せで溶接しています。

とっても苦労したテールランプ回り。

本来ならバックパネルも交換クラスの損傷です。

 

溶接部分をパテで仕上げをして、あとは普通に塗装していきます。

完成。

タイヤハウスを覗かなければ、交換はばれないはずです。

部品代まで含め、11万円ぐらいでした。

 

職人軽補修

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