2005/11/16

値段が書いてあるものもありますが、部品代や送料 追加作業などが含まれている
場合があります。同じような作業をしたとしても同じ金額にはなりませんのでご注意ください。


S30とS130の見分けはつきませんが、ヘッドライトハウジングの補修です。

塗料にヒビがはいっているので、それを補修します。

しかし、塗装のヒビの入り方で下地がまずいことになっているのが想像できました。

完全に直すのはフルレストアになっちゃうので、とりあえずヒビの補修のみです。

 

右側ヘッドライトハウジングの塗料を削ったところです。

番号順に

1.鉄板

2.純正下地

3.純正塗装

4.下地?純正っぽいです

5.プラサフ

6.塗装

7.パテ

8.塗装

古い車ではこれぐらい塗装が重ねられていることは良くあります。

問題は7番のパテ。剥離せずにこれだけ塗れば、そりゃ不具合もでます。

 

 

左側ヘッドライトハウジング塗装剥離状態。説明の手間もかかるぐらい多層コートです。

1.鉄板

2純正下地

3.多分純正ではないプラサフ

4.塗装

5.プラサフ

6.塗装

7.塗装

8.塗装

9.塗装

10.パテ

11.塗装

12.塗装

13.塗装

14.プラサフ

15.塗装

16.板金パテ!

17.ポリパテ

こんな感じになってます。

10番は右側部分と同じですね。

大問題は16番の板金パテ。

塗料を剥がさずにこれだけ塗るとは・・・そもそも目的がわかりません。

おそらく他の部分に錆び補修で鉄板を貼り付け、盛り上がった部分を

カバーするために全体を盛り上げて帳尻を合わせたような感じではないかと思います。

完全に補修しようとすると総剥離になりますので、補修料金の

桁が違ってきてしまいます。

 

割れていた部分だけを、ちゃんと鉄板まで剥離して補修。

こっちは部分補修だけど鉄板まで出しているというのに・・・

当然綺麗に直っていますが、残念ながら今回補修した部分以外の耐久性に

ついてはまったく分かりません。

 

 

ヘッドライトとは別に、リヤのオーバーフェンダーも塗装しました。

塗装前にちょっとした加工を加えています。

 

ここに取り付けるわけですが、当然ネジで固定することになり

ボディーに穴をあけなければいけません。

新しい車でもボディーに穴を開けるのは抵抗がありますが

古い車となればさらに抵抗があります。

私だったら絶対に開けたくありません。

そこで・・・

フェンダーにこんな感じでミミを作り、両面テープで固定します。

このミミも、ボディーからFRPで型をとり、オーバーフェンダーと一体化すれば

完全に隙間なく取り付けできますので、両面テープのみでも

強力にボディーに取り付けることができます。

 

オーバーフェンダー側に歪みなどがあっても、FRPで矯正できるのでお勧めです。

リヤウイングも塗装しました。

72400円になりました

 

職人軽補修

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