2001/09/25
道具のそろえ方
その1
雑誌なんかによく載ってる
初心者向けの工具紹介。
ちょっくらまねしようと思います。
毎日工具を使い、車をばらしているので
いいかげんな雑誌よりは信用できるかと思います。
まったくの工具無しから集めようとした場合、
最初に買わなくてはいけないものは
激安工具セットです。
1000〜2000円ぐらいで
できるだけ沢山の工具が入ったやつを
買っておきましょう。
車を弄るうえで、一番困るのが
合う工具が無い場合です。
いくらスナップオンでも、+ネジを外すのに
−ドライバーを使っていたら、そりゃ取れません。
どんなにボロくとも、工具の種類だけはそろえましょう。
基本工具編
ソケット
最近の工具の主役ですね
まず、9.5ミリでそろえることにしましょう。
他はいらんと思います。
基本的なサイズはセットに入っていると思いますが、
大抵すぐだめになります。
そこで、よく使うサイズだけ
ちゃんとしたメーカーのを揃えるわけですが、
スナップオンなどチャンチャラおかしいです
KTCクラスでさえ、遥かにオーバークオリティーです。
まず、みなさん間違えるのはこの辺なのです。
ストレートにて買った300円のソケット、
普通に使えばまず壊れるようなものではないんです。
もしいま、私が仕事で使う工具を
一から全部そろえようとした場合
(一般的な工具だけね)
すべて、ストレートの通販でそろえると思います。
面接触だとか、フランクなんとかなんてのは
極限状態のみで効果を発揮します。
普通の車なら、そんな状態のネジなど
ほとんど皆無といっていいでしょう。
よく使うサイズは、
8 10 12 14 (17) (19) (21)
これだけです。
カッコのソケットは、セット工具のものが壊れたらでいいでしょう。
これを、8 10 12 は、ディープソケット
そのほかは、通常のソケットでそろえます。
なぜディープかと言いますと、セット工具の中は
通常のサイズだと思いますし、
ディープの方が使いやすいからです。
よって、メインに使うソケットはディープにしましょう。
「狭い所」とありますが、これをメインに
使っていくのがよろしいかと思います。
車のねじ回しというものは、基本的に
狭い所で行うものなので、こいつで十分です。
そして、ラチェットで緩まない場合や
14ミリ(呼び径・・・ネジの頭のサイズ)以上の場合
フレックスハンドルを使いましょう。
これだけあれば、ソケットについては
困ることは無いと思われます。
レンチ類
ソケットとほぼ変わりませんが、種類が多いので
悩む所ですね。
しかし、スナップオンを買ってはいけないところは
一緒だったりしますので、要注意です(^^;)
まず、コンビネーションレンチが要ります。
8 10 12 14
これだけで十分です。
これは、スパナじゃないと緩まないネジがあるためです。
これ以上のサイズのネジをスパナで緩めようとすると
絶対なめるので、はなから買わないでおきましょう。
で、メガネ(通称)で各種サイズを
揃えるわけですが
使用頻度は高くないので、セット工具が壊れたり 足らなかったら
買い足すぐらいの気持で十分でしょう。
ほしいサイズは
14×17 17×19 19×21
これだけあれば十分です。
あと、ブレーキ関係を弄るなら
フレアナットレンチは絶対要ります。
間違っても自作しようなどとは、考えてはいけません。
ちゃんとしたものを作ろうとした場合、
KTCクラスの工具を加工しないといけません。
ドライバー関係
ドライバーに関しては、スナップオンはかなりいけます。
腕に自信のない人は、買っちゃうのもいいかもしれません。
しかし、いままでに上げた工具がすべて買える値段より高いです。
もちろん、私も使っていません。
工具の中でも、+ドライバーが
一番工具に左右されます。
そして、一番使うのが難しい工具も
+ドライバーです。
いいドライバーは、ネジにはめた瞬間にわかります。
なんというか・・・すいつく感じです。
ホームセンターなんかでも、ちゃんと使えるドライバーは
売ってるもんですよ。
大雑把な見分け方は、先端の色が違う
(先端だけ違う金属)
ドライバーをえらべばいいんでないかと・・・
−ドライバーは、はっきりいっていらんです。
こじる作業にしか使いません。
どうせ買うならバールを買いましょう。
これは、かなり買いです。
あと、スタビドライバー。
こいつは、ちゃんとしたのが絶対にいります。
インパネなんかをばらすのに、こいつがないとだめな所があり
その中でも、硬く締まったやつがあると
力がかかりにくいため、すぐなめます。
こいつだけは、工具に頼りましょう。