はじめに・・・
詩にも書きましたが、鈑金塗装はほんとに辛いです。
何が辛いって、はじめのうちはがんばったってきれいにならないんです。
最初は目立たないところにしておきましょう。
ほとんどの方はスプレー缶塗装になると思いますが、
パネルを全部塗らないとかなり目立つと思います。
きれいに仕上げるためには
本職の人と友達になる!
これに尽きると思います。
鈑金塗装基本の流れ
1.部品取り外し
↓
2.鈑金
↓
3.下地処理
↓
4.パテ付け
↓
5.サフェーサー
↓
6.ラッカーパテ
↓
7.塗装
↓
8.磨き
簡単に書くと、こんな感じになります。
あと、一番最初にやるなら
バンパー補修が一番だと思います。
それも、ヘコミはなく、キズだけ
削って直せるような状態のものが
とっつきやすくてお勧めです。
さらに、絶対やってはいけないものとしては
ずばり、「塗装がシルバー」の車です。
(トヨタでいえば色番号199などの、薄い色のメタリック塗装)
缶スプレーでは、どうやったって
綺麗に塗れないです。
プロがいい道具を使ってでも
最後まで苦労するのがシルバー塗装です。
まだ、3コートパールのが楽です。
その最大の原因が「ムラ」と呼ばれる
メタリック粒子の並び方の不揃いによる、
塗装の方向性です。
この「ムラ」を消して塗装しようとすると
大変なテクニックを要求されます。
さらに、色をぼかそうとすると逆に目立ってしまうため
缶スプレーを使用したとしても、パネル1枚すべて塗装してしまったほうが
綺麗になる可能性が高いと思います。
バンパー1本を缶スプレーで塗ろうとすると2〜3本かかるので
かなり高く付きますので注意しましょう。
クリアまですべて塗って失敗すると、安いコンプレッサーとガンが
買えてしまいます。