2006/08/19

もはや使い捨てのような値段で売っている最近のグラインダー

1500円程度で普通に売られていますが、このグラインダーは

4500円ほどします。

このグラインダーの最大の利点は、この値段で回転数を変更できることです。

後付けのコントローラーなどで回転数を変更するのとは違い、

トルクはそのままで回転数をかえられるのと、加熱防止機構が

入ってます(普通のグラインダーをコントローラーで低回転で使いつづけると焼けます)

 

自分が調べた限りでは、回転数を変えられるグラインダーはボッシュの物しか

なかったために(2万ほどします)見つけたときは大変うれしかったです。

 

現在グラインダーは大雑把に2種類に分けられているようで、

激安系(2〜3000円)とそれなり系(10000円〜)に分かれていて

その違いはスイッチを入れた瞬間にわかるぐらいです。

両方使ってみた感想ですが、作業効率に違いはありません。

ただ、やはり安物は壊れやすいのと

なぜか壊れると回転数がいきなり上がるような、非常に怖い

壊れ方をするので注意が必要です。

で、この回転数変更できるグラインダーは当然ながら

激安系に分類されます。

まだ使用してから日が浅いですが、これで耐久性があるなら

たいしたものなんですが・・・

 

現在メインで使っている歯

研磨ディスクとか言うそうですが、細かいペーパーがついた

研磨系のディスクです。

ペーパーなので研磨力は弱いだろうと思われがちですが、使ってびっくり

砥石よりかなり溶接ビードなどを削っていきます。

あれだけ使っていた砥石をほとんど使わなくなるぐらい、気に入っています。

熱を持ちやすいのが欠点ではありますが、削った後の傷が

非常に細かく後処理が楽、音や火花が小さい、などの

メリットがあり、製造現場ではとっくの昔にこちらのほうが主役だそうです。

ホームセンターでは高いですが、通販では1枚100円程度です。

 

レストアの世界では有名なCNCベベルの値段と減りの早さに

嫌気が差し、何とか安いものはないかと探した結果がこれです。

 

パッドと研磨ディスクをセットにして使います。

これもホームセンターだと高いですが、通販では1枚100円を切ります。

CNCベベルより、曲面になじみ、研磨力が強く、目の粗さが選べて、減りが少ないなど

かなりいいことずくめではないかと思います。

大面積のボディーパネルで、パテが盛ってある状態の塗膜を剥がすのに

最短で作業できるディスクがこれではないかと思います。

 

ディスクが減ってくると、パッドより小さくなってしまい

非常に使いにくくなるので、パッドを削って小さいパッドも

作ってます。大きなディスクを小さいパッドで、

回転数を落として使うと非常に複雑な面の剥離も可能です。

 

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