作業用ライト
部品の組み付けなどで暗いところを照らすときに
かかすことの出来ない小型ライト
整備をする人なら誰でも持っているとは思いますが、工具にこだわっていても
ライトまでこだわる人はなかなかいないと思います。
一般的にはマグライトのミニマグ(単3二本のタイプ)が標準では
ないかと思いますが、ライトの世界は工具よりおくが深く、違いが分かりやすいものなのです。
真中の黒いのがミニマグ
私もミニマグを使っていましたが、一品至上主義(普段使うものはいいものをそろえる思想)に
芽生えだし、理想とするライトを探してみました。
1.玉切れがないLED
2.小さい
3.明るい
4.かっこいい
5.安い
以上の条件で、もっともコストパフォーマンスに優れていると
当時感じたのが「スーパーファイア SF−123」です。
CR123という、普通に買うと700円ぐらいする電池を使いますが(ネットなら150円程度)
整備用として使うなら短時間しか使わないですし、長持ちするしで
メリットのほうが多いです。
光源はLEDですが、一般的な砲弾タイプではなく
砲弾タイプ
LUXEON 5W
LUXEONというものを使っています。SF−123は1Wタイプです。
これはかなり重要で、砲弾型のLEDでは複数を使っていても
整備用には暗くて不向きです。LUXEONは1Wでも砲弾型の
10倍ぐらいは明るいです。
しばらくはこれで満足していましたが、やはりいろいろ不満が出てきますし、
ライトの知識もついてきました。
最大の不満は短くて太い、一生物とするならつくりがチャチイ
ライトに興味のない人に見せても驚くほど明るいわけではない・・・などなど
わがままばかり出てきます。
そこで、前回の条件から「安い」という条件を外し、新たな条件を並べると・・・
1.かっこいい
2.とにかく明るい
3.明るさが調整できる
4.ワイド気味の配光
5.CR123×2で小さめ
以上の条件で当てはまるのが、SUREFIRE(シュアファイア)
車でいえばポルシェみたいな感じのメーカーですかね?
シリーズの中で迷った末に選んだのが最初の写真、L2です。
高いだけあって非常に満足しています。携帯は忘れてもこれは持ってるぐらいです。
2段階調光で、明るさはジャイロキャノピーのヘッドライトより明るいです。
テールプッシュとツイストの2種類のスイッチがあり、LOWモードだけなら
かなり長い時間実用的な明るさを保ちます。夜道の散歩も余裕です。
ただ、非常に鋭いローレット模様がついているので、ポケットに携帯と一緒に
入れていると、携帯の塗料どころかプラスチックが削れてきます。
ちなみに、ただ明るいだけを目指すならシュアファイアの「ビースト」というモデルもあります。
値段も燃費も腰が抜けますが(本体60万円 電池一回分14000円(コンビニ価格)
雲も照らせる性能だそうです。