プロポーショニングバルブの研究。
pバルブとは、リヤブレーキの効きを
ちょこっとだけ弱くするものです。
これは結構な人が知ってることです。
さて、その原理は?
油圧を減らすんですよ?
どうやってんだってことですよ。
しかも、某燃えてるロードスターホームページ(^^;)によると、
ちょっとスペーサーを入れれば、
リヤブレーキの効きが強くなるって書いてあるじゃないですか!
もう、頭の中がこんがらがってます。
そんなわたしに一筋の光明をもたらしたのは
「自動車の構造」
という、TOYOTAの非売品の本です。
小さいカタカナが打てないころの本なので(^^;)
プロポーシヨニングバルブになってます。
基本的なpバルブの輪切りです。
(ちょっと古いやつ)
ちょっとでかすぎたね・・・(^^;)
この図を見ただけで、なんで
油圧が変えれるのかがわかった人は天才です(^^;)
一緒に載ってる説明文を読みながらでも、
2〜3時間悩んでました。
いや、いまも悩んでます(^^;)
いろいろ考えた
結論からいうと、
スペーサーを入れてもリヤブレーキは強くならない!
です。
いや、強くなるんですけども
ちょっと違うみたいなんですよ。
グラフにあらわしますと、
こんな感じになるみたい。
ある一定の所までは一緒で
そこから圧力を変える物が
あの図でできるんです。
で、肝心のスペーサーなんですが、
ようは、でかい方のスプリングを強くするものです。
そうするとどうなるかといいますと、
青いグラフがカクッと曲がるところ(これをA点とします)
が、上に移動するだけなんです。
ですので、町乗りなんかでは
Pバルブがあろうがなかろうが、
そんなにちがわないっちゅうことです。
ただし、今の段階では
A点の位置がわからないので、
もしかしたら、ちょこっとブレーキを踏んだだけで、
前後のブレーキ配分が違ってくるのかもしれないです。
いろいろ調べてみると、みつけることができました。
マスターシリンダー油圧が30kg/cm2が
A点の位置になります
これがどのくらいのブレーキなのかはわかりませんが・・・(^^;)
さて、ここからが一番の疑問
ろーどすたーのPバルブがどうなってるかってことです
これがロードスターのPバルブ。B6用だと思います
こいつを絵にすると
こんな感じになります。
一番最初の原理図と比べると
どういった構造をしてるのかわけがわからなくなります。
いつか半分に切ってみるつもりです。(^^;)
いらなくなったPバルブを募集します。
で、今回ワッシャー2枚を入れたんですが
良くわからなかったです(^^;)
その変化はSタイヤでの
路面温度とグリップの違いよりも
はるかに小さいと思います。
そこで、Pバルブ事体を殺してみようかと思います。
こうご期待(^^;)
2001/03/30
Pバルブ追加レポート
中身をそっくり抜いて見ました。
これが、Pバルブの中身です。
結構単純な構造です。
この中身を抜くことによって、
ブレーキの油圧はいつでも
前後一緒になります。
感想を言いますと・・・
かなりいいです!
フロント Sタイヤ 195
リヤ Sタイヤ 225
ですが、理想的なブレーキの聞き具合です。
ずいぶん、コーナーを曲がりやすくなりました。
町乗りで、リアタイヤだけ
フツーのタイヤ 195
に、しても、乗りにくさとかはなく
フツーに走れます。
ZERO−1に限ったことかもしれないですが、
Pバルブはいらないってことですね(^^;)