2001/08/06

いまどきなんて、いわないで・・・

男のデフロックだ!!

 

やっぱり、LSD無しでは

サーキットでは話にならん

ってことで、ちょうどいいのを探してたんだけども

LSDってたかすぎないかい?

なぜあんなものに10万近くの

お金をはらわにゃいかんのかね?

 

だいたい、LSDなんて物は

デフの作業を邪魔するもの。

イニシャルトルク以上で普通のデフに戻るなんて、

あまりに男らしくない。

 

プレリュードなんかにについてる、電子制御式デフみたいに

アウト側に力をかけてくれるような機構じゃないと

そんなお金を出す気にはなれませんでした。

 

最近のLSDは、低いイニシャルトルクで

高いロック率が売りのようだ。

低いイニシャルってのは、町乗りでも

辛くないように

高いロック率ってのは、サーキットで

デフロック状態を出しやすくするため

そう解釈します。

 

以上の理由から出た結論が・・・

「デフ溶接」

でした。

 

これなら、常時ロック状態

LSD特有のバキバキ音もしないときてます。

しかも0円

もしものために、予備のデフも用意してあるし・・・

これは、やるしかないでしょう。

なんてったって「男感」がちがいます。

 

作業もかんたん。

デフを開けて、溶接するだけ。

・・・とおもっていました。

まさか、デフを降ろす必要があるとは・・・

 

ZERO1を下から見たリヤセクションです。

リヤ回りをほとんどばらす必要があります。

これは辛かった・・・

簡単な作業だと思ったのになぁ

デフロックごときで、こんな苦労していいんでしょうか・・・

 

デフをばらした所です。

特殊工具はいっさい要りません。

ただ、26ミリのメガネが必要でした。

 

デフ丸出しです。

これは、ロードスターのAT用のデフです。

ZEROにはこいつがついてます。

本当に単純な構造ですね。

 

しかし、最初にデフを考えた人は天才ですな・・・

 

おそらく、ここを溶接すれば

デフロックになりそうな気がします。

これなら、接着剤でも出来そうな気が・・・

 

あ〜あ。

溶接しちゃったよ・・・

8箇所、しっかりと溶接しておきました。

これで、理論上はロックしてるはずです。

さて、どうなることか・・・

 

取り外し、取りつけとも

ひとりで出来ました。

ただ、リフトを使ったんでちょっと反則ですね。

かかった時間は、4〜5時間

デフを取らなきゃいかんことを知ってれば

もっと早かったでしょう。

 

さて、早速試乗です。

予想外の作業で疲れきっていたため

3分ほど、曲がったコーナーは2つしかない状態です。

そのため、はっきりわかることだけですが・・・

 

1.ハンドルをいっぱい切らんといかんくなった。

なんか、かなり重くなったような気が・・・

あのハンドルじゃあ、ちょっときついです。

 

2.コーナーでタイヤが鳴る

普通に曲がっただけで、キュッとかいってます。

バキバキしない変わりに、タイヤが鳴るとは・・・

 

3.男感、抜群

車庫入れでは、回りが振り向くでしょう・・・

 

 

あとは、サーキットで本領発揮してくれる・・・

はずなんだけどなぁ

フリーダルームにて、デフロック後の

サーキット走行の様子をUPしました。

 

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