発泡シートの作り方(失敗作)
作った人から「調子がいい!」と絶賛される発泡シート。
腰痛持ちの自分としては必要不可欠だろうと思い、
なんとなく作ってみることにしました。
こいつが純正シートの座面です。
今回は練習ということにして、座面だけにしておきます。
純正シート裏面です。
その上に乗っかっているのがフレームにしようとしているものです。
そこらへんに落ちていた、穴のあいたL字アングルです。
こいつに純正シートと同じ間隔のところにボルトをつけます。
(ちなみに、純正シート座面は車の床面にボルトで引っかかっているだけです)
フレームのようなもの(^^;)のアップです。
ボルトはアングルをナットではさんでとめてあります。
写真がわかりずらいですが、フレームをごみ袋の中に入れて
ボルトの部分だけ出してあります。
ボルトの部分を車に固定して、そのままごみ袋の中で
発泡させてしまおう!と、いう計画です。
超硬質発泡ウレタン原液です。
上に置いてあるのが割り箸ですので
どのくらい使ったか想像してください。
すばやくかき混ぜ、さっとごみ袋に入れて、
その上から座ります。
するとお尻とぴったりの形になり、ナイスな座りごこちに
なるわけです。
そしてできあがったものが・・・
この世のものとは思えないものを作ってしまいました・・・
なんか、切ったら血が出てきそうです。
とても座る気になれません(^^;)
しかも発泡の力が強いので、フレームを動かしてしまい
二度と車につかなくなりました。
このままでは悔しいし、妖怪発泡ウレタンももったいないので
今度はこいつをフレームにして、もう一度発泡させます。
とりあえず、もう一度車に付くように削って
車にセットします。
今度は車のほうにビニールシートをかけ、
直接原液を流し込みます。
人間のほうは、使い捨てつなぎを着て原液の上に座ります。
そしてできたものが・・・
なんか人の顔に見えてきました。
でも作っちゃったんだから、この上に座らなければいけません。
すでに邪魔になってしまったフレーム部分を切り取ります。
何のために作ったんだ?
完成です。だいぶやさしい顔に見えてきたんですが、
気のせいでしょうか?
フレームがなくなってしまい、シートが動かないか心配でしたが、
フロアの形とぴったりになり、きれいに収まりました。
・・・しかし・・・
試運転に行きましたが、なんか変なんです。
確かにぴったりなんです。
純正のシートよりはいいです。
でもしっくりこないんです。
やはり背もたれの部分も発泡しないとだめなんでしょうか?
とりあえずこのまま乗ってますが、
現在、第2段を考え中です。
教訓
1.発泡ポリはしっかり暖めよう!
(シートの裏と表で密度が違うくなってしまった)
2.裁縫を勉強しよう
(今はシートと同じ生地で包んであるだけ。)
う〜ん 久々の大失敗だ・・・