ロールバーを作ってみよう!

 

これが、今使っている純正改です。

下のほうに。ブレースを追加しています。

 

ひさしぶりにデジオの画像です

これが、ノーマルロールバーです。

まあ、良くできていると思います。

かなり重いですが・・・

しかし、重大な欠点がひとつ・・・

4点式シートベルトがつかないんです。

ZERO−1ノーマルシートは、ベルトを通す穴が

ないため、4点式シートベルトをとりつけることが

できません。

ただ、上の2本のベルトをうまい位置に

もっていけば、なんとか使えるようになります。

そして、その位置がロールバーぐらいしかないんです。

純正だと、ベルトを巻く位置が上になりすぎ、

とってもみっともないのです。

 

そこで、作っちゃうことにしました。

今回の材料は、AE86についていた

ロールバーです。

なんとか、これだけの材料でつくろうとおもいます。

やっぱり、自作はタダが基本ですからね(^^;)

 

ただ、本当に材料が少ないです。

そこで、シートベルトを着けることができる

最低限のつくりにします。

 

今回の製作で、キーポイントになったのが

このブラケット。

こいつを使って、お手軽ロールバーにします。

 

切り出したブラケットと、ロールバーの

ベースになる部分です。

この2つを溶接します。

 

こ〜んな形になります。

とりつけてあるバーは、ダイアゴナルバー(名前あってた?)

の部分です。

なんと、こいつがそのままの長さで使えました。

なんという運命のいたずら!

 

で、できあがったのがロールバーではなく

ただの、タワーバー

に、なってしまいました。

 

これでは、サーキットにいけません。

そこで、アーチ状の部分を溶接して、

ロールバーの高さが頭より上になるようにします。

 

しかし、材料のロールバーでアーチ状の

ぶぶんは、これぐらいしかないです。

これではアールがゆるすぎます。

こいつを手曲げも考えましたが、

さすがに大変そうです。

 

そこで今回紹介する裏技が、(伊藤家の食卓風に・・・)

 

「誰でもパイプを簡単に曲げられる裏技」

 

やり方を紹介します。

まず、さっきのパイプに等間隔にきりこみを

いれていきます。

きりこみの深さを、パイプ直径の9割以上に

するのがコツです。

わたしは高速カッターを使いましたが、

グラインダーでもできるでしょう。

きりこみをいれ終わったら、手で

パイプを曲げてみましょう。

 

あらふしぎ!

あんなに硬かったパイプが、手の力だけで

簡単に曲がってしまいます!

 

あとは、溶接できりこみを塞ぐだけ。

ちょっといびつに・・・

ね!簡単でしょ。

みなさんも、一度試してみてください。

 

 

裏技を駆使してできあがったこのパイプを

さっきのタワーバーにくっつけます。

 

できあがったものは、プライベートレポートの

事故ったところの写真に載ってますので

みてください。

 

ちなみに、完成まで1日という

プロもびっくりの早さです。

完成品もプロもびっくりです(^^;)

 

あの状態で、半年ほどのりました。

シートベルトがちゃんと付くというのは

やはりいいものです。

 

しかし、やはり問題がありました。

やっぱりこれは・・・

ロールバーじゃないです。

転がったら死んじゃいます。

これで、何回もサーキットを走りましたが

転んだら死んでしまう・・・という恐怖感が

ラップタイムをちぢめていました(^^;)

 

そこで作ったものが、一番最初のノーマル改です。

あの、古(いにしえ)のハチロクロールバーの最後の生き残り

ブラケットを使って、脱着可能なサイドバーを作りました。

ちなみに、だいぶ作業になれたため

これを作るのに、塗装 取り付けまでいれて

なんと3時間!でできました。

ハダツキBODYはいつも時間と戦ってます。

 

これで、転んでも大丈夫です。

さらなる、ラップタイムの向上を目指します。

 

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