旋盤がなくったって!

削り出しシフトノブ

 

 

今回の材料は

あおりゴム・・・350円 東急ハンズにて

(ドアなんかのストッパーに使うやつ)

 

これを使って、ナイスなシフトノブを作ります。

 

このゴムははじめっから穴があいています。

そこに適当なボルトをとおして、

ボルトナットで締め上げます。

 

 

27センチの私の足と比べて、

大きさがわかるかな?

 

なぜ、ボルトを通すのか・・・

その答えは、これだ!

 

わかるかな?

ドリルでくわえてます。

 

そう、これこそ

「簡易旋盤」

なのです!

 

旋盤がわかる人には納得できる(?)と思いますが、

ゴムをぐるぐる回して刃物を当てます。

それで、好きな形に削っていくものです。

 

やっぱりあの形のままシフトにするのは、

かっこ悪いし、なにより

プライベーター根性が許しません。

 

男は削り出しでなんぼでしょう。

 

削ってる途中の形です。

目指せ!卵型!!

 

だんだん丸くなってるのがわかるかな?

今日のところはこれで終わり。

 

次の日・・・

 

下に飛んでいる黒い粉、

全部ゴムです。

 

ちなみに削った道具なんですが、

パテを削る、チーズおろしみたいなもんです。

でも、いまいち。

ちょっとずつしか削れません。

 

その次がカッターナイフ

しかし、さすがに怖いです。

いつ、歯が折れて飛んでくるかわかりません。

ゴムに当てた瞬間に弾かれます。

 

その次がやすりです。

鉄を削る荒めのやすりを使ったんですが、

まったく削れず・・・

 

で、最後にたどり着いたのが

80番のペーパーです。

ちょっとずつしか削れませんが、

かなり正確に削れてくれます。

がんばれば、それなりに削れてくれます。

 

こんなふうに板にはりつけて

回ってるゴムの塊に押し当てます。

体がゴムだらけになります(^^;)

仕上げは240番→360番で

終わりにしました。

 

ちゃんとした旋盤があれば、

どんなに楽でしょうか・・・

ほしいなぁ〜

旋盤の刃だけでもあったら楽だったのになぁ〜

 

完成したのが左。

今まで使ってたのが右。

ちなみに、右のやつは「木」です。

ホームセンターで買った木のボールに

穴をあけてタップをかけた物を、

POR−15にドブズケしたものです。

乾かす最中に落としてしまい、(^^;)

いぼいぼになっちゃってます。

でも、純正のシフトノブより、

はるかに使いやすいです。

ぎりぎりまで下につくようにもなっています。

 

これを先着一名さまにプレゼント!

(応募する人なんていないと思うけどいちおうね)

掲示板にでも書いてください。

 

 

真中の穴はシフトのネジ穴より

0,5ミリ小さくあけています。

タップを切らなくてもねじ込んでいけるのが

ゴムのいいところですね。

 

 

真中に空けられなかったです(^^;)

いや、正しくは

真中だったんだけど、削っていくうちに

楕円になっちゃって、それを修正していくのに

だんだん泥沼へと・・・(T_T)

 

まあ、これでいちおう形にはなりました。

艶だし剤を塗りこめば、マッドブラックな

いい感じにしあがります。

 

ZERO1のシフトまわりです

 

なかなかでしょ(^^;)

ちょっと長いですが、違和感はないです。

もちろんこれも、ローダウン使用です。

もうちょっと削れば下げれるかな?

 

上からネジが見えちゃいます。

ま、これも個性のうちでしょう。

 

これを作ろうと思ったのは、

オートバックスにて今回作ったものとおんなじようなものが

4500円で売られていたためです。

さすがにそんなもの買うほどあほではないので、

なんとか作ってやろうと意地になったのがこれ。

 

心配してたシフトフィーリングは、

もう最高!

丸型より長いにもかかわらず

なぜかコクッとシフトが決まります。

これはいいものを作りました。

 

久しぶりの

大成功だ〜!

 

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