2002/03/04
B6エンジンルーム配管変更

だ~いぶ前の写真ですが、ZEROのエンジンルームを
運転席側から見たところです。
ピンクの線(左上の方)はブローバイの配管
(メクラブタがしてあるだけ)
赤がガソリン
青がブレーキブースターの配管です。
4連スロットルをつけたときのレポートで、こんなことを言っています。
自分はガソリンホースだけは頼まなかったので、
自作することになります。自作と言うか流用ですね。
適当な車からガソリンホースを取ってきてつなげるだけです。
これだけでちゃんと使えますが、やっぱりガソリンですので
いずれはステンメッシュに変えてやりたいですね。
はい、二年間もほったらかしでした。
だってねぇ・・・そのままでも走るんだしさぁ・・・
しかし、曲がりなりにも血液型はA型ですので
すっきりさせてあげましょう。
全て配管ですので、できるだけゴムホースを使わず
パイプを曲げ加工でいこうと思います。

まず使ったのが、事故車から取ってきたガソリンパイプです。
ブレーキの配管をまねて、なんとか曲げていきます。

あまりにも美しくありません・・・
さすがに90度曲げで、方向もばらばらで、こんなに短いパイプでは
難易度が高すぎます。
ここで、マテリアルマスターMASAさんから一つの提案が・・・
「シューを作ってみたら?」
シューとはパイプベンダーのパイプに当たる所みたいなやつで
配管の太さとぴったり合わさる溝みたいなものです。
シューを作ってみたら・・・なんて、旋盤でもなきゃ・・・
って、あるじゃん(自慢)
こ~ゆ~ときに使わないとねぇ

で、そこらへんに落ちていた棒を使って
外形10ミリの半円の溝を掘ります。
もっと綺麗にやりたいんだけども、旋盤は素人なので
うまくいかないものだねぇ
(バイト一本折った)
本当のパイプベンダーは、こんな感じのシューを
2つ合わせて使うんだけど
とりあえず、この溝をガイドに曲げてみたら
かなり綺麗に曲がってくれたので、このままいきます。
散々練習して、本番を作ろうと廃車のガソリンホースを
取ってきたのですが、なんと外形が違います。
5台ぐらいのガソリンホース、クーラーパイプ、 パワステパイプ
なんかを計ってみましたが、外形10ミリなんでパイプは
見つかりませんでした。
最初に取ったのが1JZ(2.5リッター)の車だったんで
ガソリンパイプが太かったんだなぁ・・・
せっかく作ったシューがまったく無駄になってしまったので
ひとまずこのまま、不恰好なパイプをつけて走りました。
「果報は寝てまて」(漢字あってる?)
このときほど、この言葉がしっくりきたことはないだろう・・・
やはり、スタンド使いは引き合うように
プライベーターと必要な材料は引き合うようだ。

工業用のクーラーの配管らしいです。
残念ながら外形9ミリながら、10台分ぐらいの
配管が作れそうな量です。
何回でも、安心して失敗ができます。

さらに、「とあるルート」(一部意味明瞭 ありがとうございました(^^;)で手に入れた
本物のパイプベンダーです。
残念ながら10ミリ用ですが、1ミリの違いなら
曲がってくれるでしょう。
これらの武器を使用して、もう一度ブレーキの配管に
挑戦したものがこちら

う、美しすぎる・・・
(写真では3箇所に見えるけど)4ヶ所の曲げ具合といい
曲げ角度といい、まさにドンピシャ。
やはりプロは道具を選ばないとね。
コツもわかってきた所で、ブローバイと
ガソリンの配管も作ります。
車体への固定方法で迷いましたが、廃車をフルに使って
(トヨタよりニッサンの方が、部品に凡庸性がある)
いろんなステーやらバンドやらを使い、うまくまとめました。

青がブレーキ
赤がガソリンです。
ずいぶんすっきりしました。

紫がブローバイです。
メクラブタをしていたものが、エアクリーナーのところで
繋がるようになりました。

赤がブローバイです。
この配管が、一番固定方法に苦労しました。
ヘッドカバーに穴をあけて、ステーをボルト止めしています。
配管変更という非常に地味な作業ですが、
かなり時間がかかりました。
そのわりにはレポートにしたってつまんないよねぇ。
HP的にも、車的にも、時間的にも
なんにも良くなってないですし・・・
良くなったのは気分的にだけですが、まあ良しとしましょう。