2002/10/18
ジャイロキャノピー
全塗装以来、ブレーキパットが無いにもかかわらず
常に絶好調のジャイロキャノピー。
原付にもかかわらず、ZERO1には無いフロントガラスのため
ZERO1より距離が伸びています。
そんなキャノピーの最大の弱点が、ライトが暗い。
車のクリアランスランプ程度の明るさしかありません。
そんなわけで、ライト増設
なんでもよかったんですが、ファンカーゴ用純正エアロバンパー内の
黄色いフォグランプです。H3バルブだったかな?
もちろん落ちていたやつ。
片側壊れているので、使い道がありません。
キャノピーのスペースが無いので、一つだけ真ん中につける予定です。
さてキャノピーですが、いくら乗用車用のバッテリーを使っているとはいえ
充電する量は普通の原付です。
夜しか使わないとはいえ、できるだけ消費電力は抑えたいです。
そんなわけで改造。
ライトを下から見た所。
このフォグは厚さを抑えるため、下から電球を入れるようになっています。
いま電球が入ってるんだけど、なんか違う電球でしょ?
ハッ!こ、このユニットは?
まさか、あの超高級・・・
HIDバルブだぁ〜〜〜!
100系マークIIのHIDユニットを、フォグランプに組みこみました。
ちなみに、ヘッドライトASSYで片側約10万円なり。
仕事で余っていた虎の子の高級品をこんな所で使うとは・・・
でも片側だけだったんで、他に使い道が無いんだよね。
キセノンバルブは通常のバルブより、かなり長いです。
そのため普通のフォグランプには組みこめないのですが、
ファンカーゴのフォグは下からバルブ装着で、スペースに余裕があり
なおかつ簡単な加工でキセノンバルブの固定が可能です。
まさに運命の悪戯。
フォグランプよりでかい、高電圧ユニットを組み込みます。
かなり無理矢理で、シートに包んでタイラップです。
ウォッシャータンクとホーンもオフセットさせ、本当にぎりぎりのスペースです。
キャノピーだから積めたようなものです。
高電圧ユニットからバルブまでの配線は伸ばしたくないので、
ここ以外に積める場所がありません。
スイッチはこんな感じ。
見にくいけど、普通のスイッチ。配線もいたって普通。
もともとホーンのあった位置につけたので、ちょっとオフセットです。
というか、ここ以外にはつきません。
位置と角度を決めるのに、非常に苦労しましたが
何とか光軸も合っています。
そんなわけで、点灯式。
波動砲発射って感じです。
徐々に明るくなるギミック(笑)は、男心をくすぐります。
そんなわけで、そんじょそこらの車より明るくなりました。
フォグランプにキセノンバルブを組みこんでいるため、恐ろしく明るいです。
バルブ自体が長いので、フォグの光軸設計がずれまくり、
光りが飛び散っているような感じです。
フォグのガラスの色により、光りが黄色くなるのが残念ですが
それでも隠しきれない、HIDのその白さ。
独特の高周波の音とともに、存在感ありまくりです。
これで、おそらく世界で一番明るいキャノピーのできあがりです。
やってみて分かりましたが、普通のバイクにHID移植はまず無理です。
価格もさる事ながら、取り付けスペースを非常にとります。
また、バイクのヘッドランプや通常のフォグでは
キセノンバルブを組みこむスペースもありません。
そんなわけで真似される方は、苦労を前提にがんばってください。