2002/03/07
キャンバー調整
うちのZEROha、基本的にキャンバーをめいいっぱいつけています。
しかし、フロントタイヤはなぜか左右で違うんですね・・・
いや、原因はわかってます。
例の事故の後遺症なのは明らかです。
左フロントのキャンバーが、右に比べて1度ほど少ないのです。
ちなみに、測った工具はこれ
水平機と、角度計です。
水平機はなんでもいいんですが、角度計は高かったです。
精度は0.5度で4000円ぐらいしました。
使いかたって言うほどでもないんですが、タイヤに当てて計るだけです。
正確な値は出ないでしょうが、目安にはなります。
こいつで計った値が、
右フロント 3.5度
左フロント 2.5度
ちなみに、サーキットでは左フロントタイヤの
外側ばかり磨耗します。
つまりは、右側と同じぐらいのキャンバーにしたいわけです。
ロアアームは新品にしてますので、おそらく事故からの復活時に
アッパーアームを長くしちゃったんだと思われます。
それなら調整法はただ一つ。
単純に・・・
アッパーアームを・・・
短くしちゃえばいいんです。
ねらいはキャンバー1.5度アップ。
ちょっと多めでも、キャンバーを少なく調整することはできますしね。
勘で、2〜3ミリほど短くした「つもり」です。
(影で見にくいなぁ・・・)
完成図です。
溶接はMig、0.6ミリ溶棒を使っています。
溶接部分のUPです。
細いパイプなので、点付けの連続です。
グラインダーで削れば、まあまあ綺麗にはなります。
「そんなとこをそんないいかげんな溶接でだいじょぶなの?」
などという声が聞こえてきそうですが、そんなこたあ知りません。
だいたい、直したロアアームは折れています。
しかし、今回はアッパーアーム。
なおかつ綺麗なパイプ部分を切って溶接しただけのものです。
折れたって、新しいのを買えばすむことです。
その結果がこれです。
左キャンバーが5度になりました。
いくらなんでもつき過ぎですが、たぶん調整できると思いますので
一応は成功です。
これで、キャンバーを左右同じにしてみて
サーキットを走ってみようと思います。
あたらしいTOYOTAマークはパワーアップした印です。