2003/01/27
ユンボを運転してみよう
我が工場にはいろいろな試作モビルスーツが搬入される。
今回も試運転を託され、秘密裏に重MSが搬入された
主砲は外してあるものの、コードネーム「ガ○タンク」です。
日本の土地事情に合わせた名機PC−20型
車両重量約2トン。
積載車には余裕で乗りますが、重さがギリギリです。
今回、ハダツキBODYに入ってくる道のダート部分を
ならすためにレンタルしてきました。
それまでこういったものの相場を全く知りませんでしたが、
1日7000円と、思っていたよりリーズナブルでした。
この、ブルトーザーのちっこいやつは「廃土板」(漢字あってるかしらん)
道路を均すために借りてきたものなので、こいつがなくては
話になりません。
いままで、1回だけ仕事でユンボ(バックホー)を塗ったことが
あったため、操作方法はおぼろげながら知っていました。
それでもかなり昔のため、積車に乗せることが出来るか心配でしたが
レンタルした所が乗せてくれたので一安心。
いくら素人でも、素人臭さを漂わせてはこちらの負けです。
「ほんとはpc−30がよかったんだけど、重さがねぇ」
とか、プロっぽい言葉でごまかしておきましょう。
運転席に座ってみて、目立つレバーとペダルは7つ。
動かしながら覚えて行きます。
エンジンをかけるのはごく普通のディーゼル自動車と同じ。
グローを使ってエンジン始動です。
さて、とりあえず進まなければいけませんので
キャタピラを動かすレバーを見つけます。
「3」のレバーがキャタになります。
左右のレバーがそれぞれ左右のキャタを動かします。
前に倒せば前進・・・と思ったら後ろに下がります。
どうやら180度運転席の部分が回っているようです。
しょうがないので2本のレバーを後ろに倒して前進です。
広い所に移動し、すべてのレバーの役割を覚えます。
1と2が
爪?なんていうの? これを動かします。
バケットの角度 左右旋回 第1アームの角度 第2アームの角度
これだけを2本のレバーで動かします。
4がアクセル
5が廃土板の角度をうごかします。
順番が前後しましたが、これがキャタピラ以外を動かなくするためのレバー。
これを知っていないと恥をかくことになります。
さて、とりあえず穴を掘って練習してみることにします。
しかし、むずかしい。
いくら私がニュータイプとはいえ、いきなりザクを3機も倒すのは難しいです。
まああちらは操作方法を最初から知っていたので、ハンディを
差し引けば実力は同じなんですけどね。
練習もそこそこに、道路を直します。
ハダツキBODYに来たことがある人はわかると思いますが、
工場の手前に砂利道があります。
利用するのはウチ以外いないので、それほど通る車は
いないはずなのですが、トラックなども通るため、地形変化が激しいのです。
一時期はユンボを買おうかとも思ったほどですが、
今回使ってみて分かりました。
ユンボじゃ砂利道を平らにはできないです。
廃土板を下ろして走りまわっていれば、かってに平らに
なるだろうと言うのは考えが甘かったです。
丸1日走りまわって、2トントラック6杯分の砂利を敷いて
前よりちょっとはマシになったかな?程度です。
これは完全な敗北です。
今度のリベンジまでに、作戦を考えておくことにします。
おまけ
なぜかウチにある、フォークリフトの操作方法も載せときます。
ユンボより車に近いです。クラッチもあるし。
1と3がリフトの上下と角度を決めるレバー
4が前後にギヤをいれるレバー
3がHI LOW切りかえレバー
5がアクセル
6がブレーキ
7がクラッチ
8がエンジンを切るスイッチ
9がエンジンスタート グロープラグのキー
後輪がハンドルと繋がっているのにさえ慣れれば、
普通の車と同じように扱うことができます。
でも免許がいるんだよ。