2003/04/20
ジャイロキャノピーに車用バッテリーをしっかり移植
現在私のメインの車、「ジャイロキャノピー」
通勤に毎日使うようになりまして、とたんに距離が伸び出しました。
結構乗ってみた感想としては、めちゃくちゃ楽です。
燃費がリッター25と、かなり厳しいですが
小回りの利く車って感じで、雨の日でも
カッパを着る必要がありません。
しかし、現状でセル一発分のバッテリーしか
電気が残らないほどにバッテリーが消耗してます。
近所のホームセンターにバッテリーを買いにいきましたが、
広告の品!で6980円という、超ぼったくり値。
しかも、その横で車用の小さいバッテリーが1880円です。
二つのバッテリーの前で、散々悩みましたが
5000円あればCPUをワンランク上げれるんだからと、
車用バッテリーを買ってきてしまいました。
よく見て買ってきたわけではなかったので、ちょっと端子が
特殊なやつです。
ねじで共締めするタイプで、最近の軽自動車用かな?
ちなみに、前のキャノピンもバッテリーを交換しています。
そのときは、HIDを使用するためでしたので
結構簡単にとりつけましたが、今回は毎日通勤で使うため
綺麗にスマートにとりつけたいとおもいます。
まず作ったのが、このステー。
廃材で作ってあるため、恐ろしく肉厚なつくりで
車でも引っ張れそうです。
この程度なら30分ぐらいでできました。
100円ショップでバッテリーにかぶせる箱を買ってきました。
端子を剥き出しにしておくのは怖いので
カバーは絶対必要でしょう。
配線。
これは、バッテリー側です。
普通に売っているアース端子がそのまま使えます。(M6)
出来れば配線の色を変えたいところですが、ないので同じ色です。
こいつで端子を圧着しました。
大小の圧着端子が隣り合っていて、一度の圧着で
二ついっぺんに圧着できます。
こちらは反対側。
剥いただけです。
これを、元ついていたバッテリー端子のところに共締めします。
はい、これだけで配線は終了。
あとは、バッテリーの固定に入ります。
設置する場所は、やっぱりトランクの中しかありません。
上とか、純正バッテリー位置加工とかを考えましたが
できるだけバイクに加工したくないもので、この位置しかないでしょう。
上の写真は、トランク内で穴を二つあけています。
作ったステーがちょうどはまるサイズです。
裏から撮ったところ。
真中の矢印部分は、後で削りました。
後ろ側に回すステーに当たって、邪魔になるからです。
下の穴は配線を通す穴です。
そのままでは配線に傷がつくので、
こんな感じの、ゴムキャップをはめ込みます。
車ならどんなものでもこれぐらい使ってあるはずです。
がんばって探して、廃車から採って来ましょう。
表
裏
あとは、ステーを取り付けてバッテリー固定は完了。
配線がとおっている道が見えるかな?
表側ステーの表面に、ナットが溶接してありまして、
これで、カバーを固定できるようになっています。
このような感じに収まりました。
もう少し小さいバッテリーがあればいいんだけど、ないんだよね。
これで、1880円で、純正バッテリーより遥かに容量の高い
バッテリーがつきました。
思ってもみないことに、体感できるぐらいにパワーがあがりました。
最高速で2〜3キロ上がりましたが、それより低速のトルクが
あがった感じが強いです。
坂道でもそれほど速度が落ちなくなりました。
セルももちろん快調ですが、残念ながらヘッドライトはそれほどかわらずです。
こんかいも、ヘッドライトを増設しなきゃいけないかな?