2005/01/01
明けましておめでとうございます。
月刊レストアレポート 2005 1月号
31日 1日もヨタを弄ってたさスペシャル(画像でかい)
今回のレポートからは、実際の作業期間と
レポート期間が同じになります。
ですので、今回のレポートは12月中の作業を
レポートした感じになります。
運転席リヤ側 サイドシルと背もたれの部分のつなぎ目です。
腐りがひどく、スポットを外すしかありません。
簡単に外れそうな2枚をとりあえずはずして見ます。
小さいほうの1枚。スポットを揉んだあとです。
現代の車に比べて、スポットが多い気がします。
いくらリーフスプリング取り付け部分の補強を兼ねているからといっても
鉄板1枚を止めるのには多すぎるよねぇ。
あとはタガネで剥がします。
単純な形状なので、すんなり外せました。
もう片方も外したところ。錆の色で元の鉄板の形がわかります・・・
矢印はリーフスプリング取り付け部分。
やばいぐらいに腐っています。
これが外した鉄板。
赤線が、復元予想図です。
40年とは、ここまで鉄板を溶かすという、貴重な資料ですな。
さらにやばい、サイドシル部分
(一部切り取って中を見ています)
サイドシルを内側から見ている状態なんですが、どう見ても
3枚の鉄板が張られています。
普通は1枚です。
さて、どんな方法で修理がされていたのやら・・・
拡大
数字をふってみました。
右側はタイヤハウスになるんですが、無くなってますからねぇ。
クォーター(リヤフェンダー)内側を、下から撮っています。
こんなところ、手も入らないのにどうすればいいんでしょう・・・
とりあえず、リヤの中でも比較的軽傷な部分を直します。
腐った部分を切り取り、新規に鈑金した鉄板を貼り付けます。
楽勝に見えますが、元の形を割り出すのに
かなりの時間がかかってます。
この部分を直したことにより、センタートンネル側の前後のフロアの形が
わかるようになりましたので、センタートンネルを直すことが出来ます。
センタートンネルを運転席側から撮影したところです。
前回作った鉄板
これは、この部分に取り付けます。
しかし・・・
フロアーの鉄板が、リヤの背もたれ部分の上にくるのか
下に行くのかがわかりません。
反対側の同じ部分を参考にしたところ・・・
まったくわけがわからなくなっています。
それでもワイヤーブラシで丁寧に手がかりを探し、おそらく上に
きているであろうことがわかりました。
こんな感じですね。
ここがわかった時点で年を越すこととなりました。
予定では、車検を取っていたんですけどね・・・