2006/06/01
レストアレポート 6月号
まったくやっておりません。
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ここまで前回と一緒の言い訳。
(ここまで前回のコピペ)
さて、この作業の止まり具合どうしましょうか?
5月は休んだ日が1日しかありませんでした。
その1日もさすがに1ヶ月すべて車を触るには人としてどうかとおもうので、旋盤で遊んでました。
古い旋盤ですが、正直使い方がわかりません。
もちろん基本的な使い方は高校のときに勉強しているので
物を削ったり、ねじを切ったりすることは可能なんですが
たとえば分解清掃だとか、各部の遊びの調整だとか
意味のわからないレバーがついていたりとか、大変です。
WEBをあさってみても基本的なことしか書いておらず、調整方法は
調べられず。旋盤の説明書ぐらいPDFかなんかでありそうなのに。
なかでも痛いのは
3歯スクロールチャックがついているんですが、付属品で面板もついています。
しかし交換方法がわかりません。
面板の取り付け部はネジが切ってあるので、これもまわせば取れるはずなんですが
相当強い力で取り付けられているようで、主軸の固定方法がありません。
チャック側を回そうにもパイプレンチぐらいでしか回せないので
部品の破損が怖いです。
普通はどうやって交換するんでしょう?
今回作ったもの
ローレット 平目
昔からあこがれていたローレット
ようやく安く購入できるところを見つけたので買ってしまいました。
たらホルダーは結構高いので、自作することに。
完成
旋盤を簡易フライスにして溝を切り、穴を開けてローレット駒を固定
たったこれだけですが、ドリルが0.5mm刻みでしかもってなかったり
はじめてのフライスで刻むのが大変だったりでかなり時間がかかりました。
とりあえず切ってみました。独学で。
アルミだったら、もうちょっと練習すればいけるんじゃない?
鉄もやってみましたがかなり大変。力が要るのでこつをつかむのに時間がかかりそうです。
この旋盤を買ったときについてきたスローアウェイホルダーです
太いホルダーをグラインダーで削って無理やり使ってます
何も考えずに使ってきましたが、どうにも使いにくい。
どう考えてもチップのつく角度がおかしいような気がします。
これは真鍮用のホルダーではないかと疑ったりしていましたが、とりあえず
このままでは使えないので、思い切って改造してみることにしました。
先端を切り落とし、角度を考えて溶接・・・したつもりが
刃高が高くなりすぎて使えなくなる。
もう一度先端を切り落とし、再度溶接してみたが
まだ1ミリほど高かったので、グラインダーで整形
さらに
フライカッターを自作して、仕上げ削り。
案の定うまくいかず、結局やすりで手仕上げです。
バイトのホルダーの材質は硬すぎるんでしょうか?
6mmのタップ改の刃では歯が立ちませんでした。
それよりも複式刃物台で固定するのは無理があります。
ミーリングアタッチメントがほしいです
これがその結果
右側が真剣バイト(超鋼)で削ったもの
その左が改造したスローアウェイです。
今までスローアウェイバイトはどうやってもむしったような感じに仕上がっていましたが
仕上げ用の真剣バイトと同じような面が出せるようになりました。
ちなみに、アマチュアの世界では一般的なハイスバイトですが
一回も使ったことがありません。われらがバイブル「ミニ旋盤を使いこなす本」では
超鋼バイトは必要ないとまで言われていますが、ハイスバイトのほうが
入手が難しくて高いのでしょうがないです。
ローレットの駒を買うときに一緒に買った超鋼バイト
真剣とネジ用です。
アマチュアでもこういったものを買う人が増えてきたからなんでしょうか?
最近は気軽に入手できるようになった気がします。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで買った、デジタルノギス
値段は4000円でしたが。
いままでは、個人的な性格から焼き嵌めするような寸法精度が要求される
場面でも、ノギスで測っているにもかかわらず・・・
「う〜ん いま10mmぐらいだからもう気持ち削ろう」とか
現物あわせ万歳でしたが、そんな自分とさよならするために購入。
数字が出てきてしまってはさすがに自分もだませまい。
しかしこいつは便利です。
そんなこんなで遊びほうけておりますが、ヨタはどうなるんでしょうか・・・