2006/07/04

月間金属加工 7月号

 

われらが旋盤 私より年上です。

製造元 販売元 ともに現在はないみたいです。

ただ同型の旋盤は比較的メジャーな機種のようです。

前回制作したチップホルダー

溶接跡が生々しいですが、一度制作したものが気に入らずに

もう一度切断して再溶接したために、形はどうでもよくなりました。

 

さて、最近は大変に仕事が忙しく

日曜日も半分以上は仕事をしている状態です。

そんなわけでストレスの発散を買い物でしている状態。

スライドテーブルを購入。

本当は旋盤に取り付けるミーリングアタッチメント(バーティカルユニット)が

ほしかったんですが、ミニ旋盤用で15000円。ちょっと大きめので

50000以上します。ちょっと手が出ないのでスライドテーブル単体を購入することに。

(なぜか1スライドのミーリングアタッチメントより、2スライドのスライドテーブルのほうが安い)

同じようなものはプロクソンのものが有名ですが、工作機械が

アルミでできていることが耐えられないので、ネットで探しに探してやっと購入

 

これぐらいの大きさです。

これを拾ってきたボール盤に取り付け。

単純にテーブルにタップを立てるだけなので、取り付けは簡単

なおかつ丸テーブルのため、簡易ではありますが割り出し台として

使用も可能。R加工もできます。

しかし回転数が変更できないので(5月号レポート参照)

今はまだ簡易フライスとして使うのは勇気が必要です。

そこで、本来の目的の旋盤に取り付けます。

最初は普通に横送り台にアングルなどで取り付けようと思いましたが

現在の旋盤はどうやっても送りねじナットの遊び調整の方法がわからないため

送りハンドルの遊びがかなりあります。

旋盤作業では問題になりませんが、ミーリングは大問題です。

そこでせっかくスライドテーブルを取り付けることだし、脱着を簡単に

するためにも、複式刃物台にバイトのように取り付けられることに決定。

制作した部品

左の切れ端は、サンダーと手やすりで削りました。

こんなときこそフライスがあればあっという間なのに・・・

さらに万力を固定している台が普通のパイプ机なので、ぐらぐらしまくり

補強をしたりしたものだから、

部品を作るだけで半日がかり。

千番を趣味にする人から見ればかなり邪道ですが、溶接で組み立て。

 

合体。

これで工作物を、旋盤のX-Yテーブル 複式刃物台の角度 スライドテーブルのX-Yテーブルと

これだけ調整できます。

旋盤のスライドは固定できる上、複式刃物台の角度調整が使用できるのが

最大のメリットになります。

真上から見たところ。

早速使ってみよう・・・と思いましたが、工作物を固定するための

Tスロットナットがないので使えず。

スロットナットぐらい作ればいいやと思っていましたが、作るためには

スロットナットが必要なんですよねぇ。

 

衝動買いした小物たち。

しかし、どれもこれも使うにはホルダーやら工作が必要で

ちっともストレス解消になりません。

 

おまけ

レストアレポート 7月号

5月に鈑金したパーツがやっと取り付けできました。

時間がかかるねぇ

クォーターのアンテナ取り付け穴ですが、腐っていたのでとりあえず

埋めることにしました。

単純な穴なので、

一瞬で穴埋め

これぐらいの穴だったら1日で塗装まで終わらせる自信がありますが、

まだまだ先は長そうです。

 

 

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