2009/03/19

 

なんと、レストアレポート以外のレポート更新はほぼ2年ぶり

時のたつのは早いもんだ。

 

今まで使っていたキーボード

FILCOの名機 FKB-107

メカニカルスイッチで、テンキー付きながら

配置が圧縮された、非常に使いやすいキーボードです。

これで5年も使ってきましたが、歳をとったせいか

疲れたときにキーボードを最後まで押し切れず、タイプミスが

多くなってきました。

そこで、工場にあるノートパソコンと同じようなキータッチを求め

いろいろ探していましたが、

タッチが軽い 小さい 安い

以上の条件に合うものが無く、困っておりました。

 

そこでみつけてきたのが、これ。

同じメーカーの エクセリオ。

定価は高いですが、3000円以下で買えました。

パンタグラフタイプの代表的な機種で、キータッチは浅めで

メリハリがあるタイプになります。

しかし、これ、配置がフルキーボードです。

そこで・・・

なんとか小さくしてみようと、届いたその日に分解

そして後悔・・・

切り取ってしまおうとしたテンキー部分上部にコネクターがあります。

これは大変厳しい。

これにつながる基盤も結構でかく

(USB端子とマイク端子も付いているため)

テンキー部分を切り取る改造には向いてない機種になりそうです。

しかし、改造を失敗したときのために2台も

購入しているために、がんばってみます。

 

とりあえずテンキー切り取り

カッターナイフで簡単に切れます。

もちろん下のフィルムみたいな基盤まで切ってしまったら終わりです。

そしてベース部分の鉄板も切り取り。

サンダーで切り取るしかないんですが、熱でフィルムが溶けたら

終わってしまうので、結構難しいです。

今回の工作で一番難しい部分です。

テンキー部分をフィルムだけ残します。

で、フィルムなので曲げて固定します。

こんな風に。

かなりアバウトですが、他に方法が無いのでこれでよし。

基盤が盛大に飛び出て、ケースも無いですが、

この状態でも使用可能です。

動作確認をして問題なかったので、ケースの加工をしていきます。

こちらも必要ない部分を切り取るだけですが。

問題の基盤は、移動しようとすると大加工が必要に

なるために、できるだけ邪魔にならないように縦に固定します。

 

そして、エクセリオがうちに届いてから4時間後にはこんな姿に。

USBコネクタが上を向いているので、使いやすそうですが

やっぱり飛び出た基盤は邪魔です。

配線2〜30本の延長コネクタを作ればいけそうなんですが、気力でず。

プラ板にて基盤を固定しています。

num lockとかのLEDは見えません。必要ないし。

 

ちなみに裏側はこんな感じ

かなりやっつけ仕事ですが、不具合があったときに対処しやすいように

いい加減に留めています。

基盤のフィルムが外に出ているように見えますが、念のために

ケース裏を切り取ってスペースを確保したんですが必要なく、

本当なら全部しまえます。

そして切り取り過ぎたために、ケースの剛性が不足して

右矢印キーが利かなくなりましたが、取り付けネジを追加して解決

 

いままでのキーボードより、若干小さくすることができました。

この状態でしばらく使っていますが、非常に使いやすいです。

少なくとも改造による不具合はまったく出ていません。

基盤を除けば、概観もうまくまとまってますし。

 

思いのほかうまくいったため、予備が無駄になりました。

将来壊れたときの予備にしようにも、改造めんどくさいです・・・

 

エクセリオにたどり着くまでに購入したキーボード×2

どちらも1000円ですが、やっぱり安物は使いにくい部分が出てきます。

それに、フルキーボードから単純にテンキーを取り除いただけの配置というのは

結構珍しかったりします。

 

 

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