2009/4/29

 

前回改造したキーボードに続き、こんどはポインティングデバイス

愛用トラックボールを改造します。

ロジクールのTM-250(正確には型番変更前のモデルですが)

すでに8年以上かな?このタイプをずっと使ってます。

いまさらこいつを改造するのもどうかと思うんですが、キーボードのショートカットを

あまり使わないので、どうしてもトラボ本体に

ブラウザの「進む 戻る」ボタンがほしい。

マウスだったらなんでもない、ただそれだけのために

改造する必要が出てくるのがトラボの悲しいところ。

なおかつ慣れ親しんでいるトラボ本体に改造を加えることなく

後付のボタンを追加できるようにします。

いけにえにえらんだのは、同じロジの安いマウス。

ただしホイールがチルトになってます。

 

分解

思ったよりマウスの基盤が大きいですが、行き当たりばったりの改造ですので

がんばってみます。

 

各部完成イメージを考えつつ・・・

とりあえずカット。

この時点での基本方針は、

クリック部分はドライバでボタン設定が変えられないので、使わない

ホイールのチルト左右 ホイールボタンをメインに使うようにする。

当然マウスのポインタも殺す

こんな感じで、トラボの親指でチルトを操作できる位置に、無理なく

ホイールを置かなければいけません。

 

ある程度の形をきめて、プラ板を切り出します。

それだけでは圧倒的に厚さが足りないので、今回初めて紙粘土を

使ってみました。

造型目的ならもっといいものはいくらでもありそうですが、100円で

何処でも買える手軽さから、いつかは使ってみたかった素材です。

 

造型 乾燥

 

削ってみる

使った感想は、使い方さえ間違わなければ十分使えるのではないかと。

乾燥に時間がかかり、かなり反ったりもしますが

乾燥後はやわらかいバルサ材のようになります。

精密な造型でなければ十分でしょう。

 

そのままでは強度が無さすぎるので、増粘したポリ樹脂でディッピング

これを削ると・・・

こんな感じに。

なんとなく、パテ サフェ一切使わずにこのまま塗装で

仕上げてみることにしました。

 

トラックボール側は無改造ですが、せっかくなので塗装します。

 

 

マウス部分のカバーをエポパテで整形

 

そして台座塗装

 

本体塗装準備終了

 

 

赤に塗装

だけではもちろん終わりません。

せっかくなのでカスタム塗装に挑戦

 

そしてすごいことに。

 

そして完成したのがこちら・・・・

グロ注意!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某掲示板では、レバーやらヤドクガエルやらといわれました。

 

分離 固定は両面テープにて。

 

 

ベース赤に、黒のクラック塗装がしてあります。

イメージとしてはボールと同じ感じにしたかったんですが、それにしても

すごいインパクトがあります。

 

本体から2本ケーブルが出ますが、マウスと違って本体を動かすことが無いので

あまり気になりません。

マウス側に同じメーカーのマウスを使っているため、ひとつのドライバで

それぞれのボタンを変更できます。

肝心の使い心地ですが、慣れるまでは苦労しましたが

現在は非常に快適に使用できています。

トラボ本体にボタンが追加され、ホイールがチルトになれば

こんな苦労することも無いんですが・・・

 

予備のノーマルトラボと、改造キーボード。

こうしてデスクトップ前がにぎやかになっていくのでした。

 

 

 

 

 

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