2005/04/05

いろんなの塗装15

苦労したものばかり集めてみました編

 

塗装後の写真です。

バイクのフロントカウルなんですが、裏まで塗るように指示があったんですが

半透明な部分があるために、複雑な文字部分のマスキングを両面やる

はめになってます。

塗装する時間の倍ぐらい、マスキングに時間がかかってます。


さらにバイクパーツが続きます。フロントカウルなんですが、

2トーンに分ける必要があります。

オリジナルな色のため、色を作る必要もあります。

ラインはここ。

まあ、簡単ではないですが一般的な塗装ではあります。

大変だったのは・・・

その数です。

約3台分ぐらいあります。

一度にブースに入りきらなかったために、2回に分けて

塗装をしています。


ベンツのAMGバンパーです。

もちろん中古品なんですが、程度が悪すぎます。

致命的な部分に割れがあり、塗装も剥がれてきています。

塗装は剥離をすればいいですが、割れについては

材質がPPのために、強力にくっつけることが出来ません。

取り付けるときに、細心の注意を払って取り付けてもらい、

なおかつすぐに割れてしまってもノークレームという条件で

塗装をすることになりました。

色剥離後です。

ここまでで、相当な手間がかかってます。

剥離材まで使いましたからね。

これぐらいの割れは何とか直ります。

これもきわどいですが、大丈夫でしょう。

致命的なのはこの部分。

グリルの細いところが完全に切れています。

力のかかる部分で、なおかつ接着面も小さくなるために

ただでさえ接着の難しいPPが、さらに難しくなっています。

 

しかし、運命の神様は見捨てないもので

このバンパーの補修中に新型接着剤のセールスの人がきました。

サンプルを見せてもらいましたが、PPを突合せ接着しても

曲げに耐えるというとんでもない性能を持ってます。

早速使用。

使用法に癖があるのと、結構な値段がするので(セットで2万ぐらい)

簡単には使えないんですが、とりあえず楽にはなりました。

がんばってプラサフまで終わり。

完成

接着剤は素晴らしく、想像よりもかなりちゃんとした

強度を保っています。


プレリュード リヤバンパーなんですが

形状変更を頼まれました。

この飛び出ている羽の部分をよくぶつけると言うので・・・

こんな感じにカットしてほしいというものでした。

FRPなのでそれほど難しい作業ではありません。

あっという間に完成

当然両側ともです。

これで擦らずにすみますね。


レガシーのフロントバンパーです。

純正なのでPPです。

このフォグ部分を無くしてほしいなんて、無茶な依頼をされました。

とりあえずフォグ部分をカット

FRPではないので、樹脂で形を作るのは無理です。

前に使った接着剤で、PPの板を切り出して

大体の形を作ってくしかありません。

下地が出来ました。

とうぜんかなり曖昧な形ですので、パテを多く使う必要があります。

しかし普通のパテをバンパーに厚盛りすると、曲げに

絶えられないので、バンパー用のパテを下地に使い

表面は普通のパテを使います。

何とかここまで完成

振動を加えるのが怖いので、そーと研いでいきます。

白に塗って完成

苦労しました。

 

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