2003/02/07

 

あの大惨事から、早くも1ヶ月がたとうとしていました。

 

このような、醜い姿にされてしまったのです。

クラッシャーGOの手によって!

 

耐久レースに出るための練習にいったのに、

練習でリタイヤじゃあ話にならんのです。

が、幸い部品取り車も持っているので

部品をつけかえるだけで治るだろう・・・

 

なんて思ってばらしてびっくり、こりゃひどい。

この写真、車を傾けてるわけでも、車が傾いてるわけでもないです。

 

右サイドフレームが下がり、外側に開いています。

それにつられて左サイドフレームが内側に向かっています。

外見のわりに、フレームへのダメージがひどい、

ちょっと前の車に起こる、典型的な事故の例ですな。

これがビッツになると、同じ衝撃でも

フレームへのダメージは遥かに少なくなります。

(そのかわり部品代がかかって、結局高くなる)

 

牽引フック部分を横から撮った所です。

フレームが完全に折れてます。

こんなに綺麗に折れるのは珍しいですね。

 

普通なら完全に廃車です。

このままじゃ、ラジエターが抜けません。

ハンマーで叩いて・・・なんて生易しいものではなく

フレーム修正機必須の事故です。

 

こんな感じで、レールに車を固定。

2点と補助で1点固定しています。

 

チェーンで引っ張ります。

ちょうどいい位置に牽引フックがあるため

そこで引っ張ります。

まっすぐ引っ張れば上にも出てきます。

 

 

どれだけ出たか、上の写真と比べてみましょう。

これ以上引っ張っても、回りが壊れてきますので

衝撃を与えて、手伝ってやります。

 

ハンマーで、何回か叩いて・・・

へこますんではなく、ショックを与える感じです。

 

なかなか戻ったでしょう。

これで下がったフレームは戻りましたが、まだ右に

傾いています。

こんどはそっちを直します。

 

こんな感じで引っ張ります。

本当はちょっと角度が違うんですが、

完璧に治すわけじゃないんでまあいいでしょう。

まだ治ってないですな。

でも、これ以上引っ張ってしまうと違う所が壊れますので

また衝撃を与えます。

チェーンで引っ張りながら

フレームのこのへんをでっかいハンマーで

衝撃を与えると・・・

 

しゃしんじゃ、わかりにくいかな?

それでもかなり戻っていきました。

 

これで、大体の位置にフレームがいきましたので

もうこのへんで勘弁してやりましょう。

あとは壊れたラジエターを交換します。

一番弱い部分に、ピンポイントで衝撃が加わってます。

よくもまあ機用に壊したもんだ。

スターレット用のラジエターを移植しましたが、

年式の違いでかなりやばい感じでついてます。

まさか、ホース取り付け位置が違うとは思わんかった。

コンデンサーはこんなに派手に壊れてます。

でも冷媒はもれてないんだな。

 

って、なぜ俺が全部直さないかんねん!

 


耐久レース前に、みんなで練習にいこうってことで

作手サーキットにやってきました。

6人で2時間頭割りですので、一人1500円以下で

練習が出来ます・・・とおもったら。

 

 

 

そこは雪国でした。

タイムアタック以前にスタックの心配を

しなきゃいけません。

 

積載車は怖かった・・・

本番雪が降ったら絶対サーキットまで行けない気がします。

 

そんな中でも果敢にはしリます。

雪が降ってるのに・・・

干からびたSタイヤじゃ怖すぎます。

 

 

まあ、こんな雪の中でも

こんな車で来た人もいるんですから・・・

 

 

怖いながらも、思う存分走れまして、

雪のおかげで、本番でスピンをしない走りが

できるんではないかと。

 

2時間無事に走り終え、

非常に有意義な練習でした。

全員スピンも経験しましたし、完走狙うなら

男らしく花と散る覚悟もできたでしょう。

 

本番は2月16日。

どうなることでしょうか?

 

本番編

 

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