2001/09/09
フェンダー ステー修理
サーキット走行中、フェンダーが飛んでいってしまったため
修理をする羽目になりました。こちら参照
フェンダーの方は欠片がない状態ですが
いちおう本業なので、心配なし
問題はステーの方です。
3分割です(iдi)
どうしてこんな、コントのオチのように
壊れてくれるんでしょうか?
折れていないところも曲がっているため、
溶接したって修理不可能です。
部品は23000円ほどで新品が出ます。
(フェンダーより高い)
よっぽど買っちゃおうかと思いましたが、
これからのためにも?作ってみることにします。
材料は、ホームセンターで売っていた
同じ外形のSUSパイプ、660円です。
とうぜん、ベンダーなど持っていなため
酸素で(バーナーで)炙って曲げることになります。
オールドタイマーなどで仕入れた情報を元に
だめもとで、挑戦してみます。
パイプの中に、砂を詰めます。
砂にも、コツがあるらしいのですが
オーソドックスに、80番のサンドブラスト用の
砂を詰めました。
パイプのフタに使ったのが、ゴムの詮です。
何用かは忘れましたが、車の部品です。
ショックで抜けないように、テープで巻いておきました。
両方密閉してしまうと、内圧があがって詮が吹き飛ぶみたいなんで
片方はウエスを突っ込んでおきました。
いよいよ曲げるわけですが、結構あっけなく曲がりました。
なんつっても細いですからね。
しかし、驚愕の事実が判明。
SUSパイプではなく
SUSメッキの鉄パイプでした・・・
メッキがはがれてきました。
おかげで均一に熱くならなかったのが
原因かもしれないですが
つぶれかけています。
しかし、曲がりは結構いいところに行きました。
黒いのは反対側のフェンダーステーです。
つぶれてしまったのを、そのままでは
強度的に不安なので、溶接して盛って
綺麗に削ってやりました。
つぶれてたのはわからなくなるぐらいに
修正できました。
同じように直角をもう1個
ちょこっと曲げるのを2箇所やります。
思っていたより、遥かに綺麗に
曲げることが出来ました。
しかし、直角部分はやっぱりつぶれます。
しかし、今回は綺麗になったんでよしとしておきましょう。
ちなみに、メッキはちょっと削っただけで
シールのように剥がれてきました。
(2枚目の写真に写ってるゴミみたいなやつ)
あとは、ステーに板の部分を取りつけますが
ホームセンターに鉄板が置いてなかったので
壊れたステーの溶接を無理矢理削って
部品を取りました。
1枚目の写真の部品から、板の部分だけを取ります。
作ったほうがよっぽど楽な作業です。
あとは仮付けで止めておいて
ひとまず、ステーは完成です
あとは車に取り付けて
細かい角度なんかを決めれば
完成です。
さっさと完成のつもりが