2001/10/09

インナーサイレンサー制作

 

形も気に入っている現在のマフラーですが、

早朝など、やはり音はちょっとでかい感じです。

ギリギリ車検に対応してないぐらいの音量です。

アイドリングは特に音が大きいです。

 

クリーンな環境も心がける私としては、

サーキット以外では、車検対応ぐらいの音量が欲しかったので

インナーサイレンサーを作ってみることにしました。

 

目標は

1.タダで

2.できるだけ小さく

3.見た目を悪くしない

 

こんな感じで作っていきます。

 

 

 

トラックの廃車についていた、(たぶん)ステンレス板です。

グニャグニャですが、鈑金して使います。

 

こいつをまるく切り出します。

マフラー出口の内径分のサイズが欲しいです。

グラインダーで大体の大きさに切ったあと、

真中に穴をあけ、ボルトを入れます。

 

 

旋盤があるんだよね〜

いや〜 まいったまいった。

これで真円だってサイズ調整だって、楽勝だと思ったんですが

切削物の(ステン板の)強度が足りず、

切れませんでした。

結局、旋盤をコンパス代わりに

けがいただけに終わりました。

 

グラインダーでなんとかいい感じの丸板にして、

たまたま持っていた、ステンのステーを溶接します。

下が制作途中

上が、出口に使おうと思ったけど

アルミだったんで、却下した物です。

 

で、新しく出口を探します。

こんないいものがありました。

材質はステン。t3ぐらいの厚さで

旋盤でもくわえれた為、先を斜めにしました。

ちょっとはかっこいいかな?

 

ちなみに、ZEROの壊れたロアアームから

削って取ってきました。

 

全部溶接したものが、こんな感じです。

溶接が汚いですが、ほとんど見えない所ですんで

そのままでもいいでしょう。

今回はオールステンという超豪華版です。

ステンでも、溶接した所は錆びてくるんですがね・・・

 

使い方はこんな感じです。

2本の蝶ネジで止めるだけです。

ネジをできるだけ見せないようにするため

裏側に来るようにしました。

ちなみに、奥の方につけるため

外からではほとんど見えません。

 

肝心の音量ですが、結構狙いどうりの

音量まで下がってくれました。

ただ、アイドリング付近だけは

こもった音が大きいです。

 

この状態でアクセル全開も試してみましたが

それほどパワーに差がなく、ちゃんと上まで

綺麗に回ってくれます。

 

今回はかなり成功した感じですね。

 


2001/10/21

 

おはみかの帰りに、割れました。

ステンレス板が薄すぎたようです。

ステーを溶接して、強度を確保

ナットが緩むこともなく、常につけっぱなしで

ちゃんと行けてます。

 

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