2002/04/14

シート復活

 

あの悲劇から8ヶ月。

あんなことになってもめげることなく、計画は続いていたのです。

 

離型?に失敗しまくったこのシートですが、

FRPでできているので補修は簡単。

あっという間にもとどうりです。

ただ、型としては使えませんが・・・

 

しかもこの状態で座ってみましたが、痛すぎて座れません。

やはりスポンジがへこむことで形を合わせる

普通のシートの表面をコピーしたって、できるのはこんなもんです。

 

で、作ったものが

発泡ウレタンを膨らましました。

シートに直接ウレタンを流し、その上にビニールをしいて

直接座りました。

おかげで抜群の座りごこちです、がそのままでは

あまりに見栄えが悪いのです。

 

ここで使った方法は前回と一緒。

ただひたすらに努力と根性の、精神修行です。

FRPを1プライぐらい、パテを3回ぐらい、

サフェを2回ぐらいでここまでいきました。

発泡ウレタンでできた形をできるだけ壊さずに

巣孔だけを埋める作業は、非常に難しいです。

ウレタンをはさんだ2重構造になってるんで

丈夫にはなったと思いますが。

 

シートの裏がわ

ステイが見えるでしょうか?

簡単な形ですが、位置決めにはとんでもない苦労しました。

フロアとシートが引っ付くぐらい、ギリギリに位置を下げ

できるだけ後ろに下げ、角度には特にこだわりました。

スペースが極端に狭いZEROの運転席ですので

10回以上は付け外しをしました。

完全なはめ殺しですが、非常にいい感じで

座れるようになりました。

 

塗装後です。

あえて艶を消したブラックです。

艶があるとでこぼこが目立ちますからね。

それでも早めに下地処理に力尽きたせいで

まだまだあらが目立ちます。

出も座っちゃえばわからないので、当分直すことはないでしょう。

 

ほんとうにぎりぎりのクリアランスで入っています。

自分の体格が結構細いので、たぶん私以外運転できません。

アスラーダのようです。(サイバーフォーミラ)

ZEROの内装にもいっぱい傷つけちゃいました。

こいつを完成させた代償ははかりしれません。

 

今だこいつで運転してないですが、腰が痛くならないことを祈りたいです。


2002/05/11

純正シートを再利用してみる

 

 

純正シートです。

リクライニングでもなく、スライドステーも取ってあるのに

非常に重い純正シート。

しまっとくのにも場所を取ります。

 

用意したのが2つの棒。

適当に穴をあけ、ゴムをつけています。

 

こんな感じのあおりゴムです。

四角いのは結構値段が高かったです。

こんなものに金使ってる場合じゃないのに・・・

 

純正シートの裏側に取りつけ準備完了。

こんな簡単な物、工作にもならんね。

 

立派な部屋いすとなりました。


2002/06/10

何回かドライブしてみました。

純正シートと乗り心地は大差ないような気がします。

体を動かして休むことができないため、一部分がいたくなります。

脂肪が少ない人はFRPシートは向いてないようです>まじめな話。

 

格好いいし、4点シートベルトが使いやすくなったため

かなり満足度は高いです。

だけど、このまえ天気のいい日に乗ってみて重大な欠点が

浮き掘りとなりました。

炎天下の駐車場に置いておくと、座れないぐらい暑くなります。

さらに超蒸れます。

春の日差しで汗だくです。

 

これを我慢して乗ってこそ漢デスかね・・・

 

あと、砂が入るとすぐに傷つきます。

綺麗に塗装しても無駄なようです。

よかった、つや消しにしといて。

 

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