2003/04/29
着色アルマイトに再挑戦
全国のアルマイターたちから集まった情報により、いろんなことがわかりました。
アルマイト前の洗浄を200グラムの水に
水酸化ナトリウム8グラム溶かしたものを使用している。
たまねぎの煮汁で金色に染める場合、200グラムの水と
3個のたまねぎの薄皮を5分煮て煮汁を作っていた。
陰極炭素棒を使っている。
20パーセントの希硫酸を使っている。
煮汁に付けてから普通の水で封孔処理をしていた。
そんな所です。
そんなわけで、わたしもアルマイトスタート
今回のアルマイトは、またも懲りずに・・・
鋳造シフトノブです。
前々回にかけたノブは本当にあげたので、これは初代鋳造ノブです。
とりあえずアルマイトまでは前回と一緒の工程を踏みました。
希硫酸もこりずにバッテリー液です。
中古バッテリーを集めてそのまま使っています。
たぶん、きれいな希硫酸じゃないとだめなんだろうね。
染めるのに使ったインクです。
どこにでも売っている、ペン用の赤インクです。
それを、そのまま塗布(^^;)
さらに、筆を使ってすり込んでみます。
さらに余ったインクを使い、そのまま封孔です。
ちなみに、今回はじめてわかったんですが、
シフトノブと針金(アルミ)を繋いでいるボルトが鉄なんですね。
よくみたらやっぱり解けていたので、アルミボルトにしないと
ちょっとまずいですね。
さて、結果はどうなることか・・・
また、びみょ〜!
明らかに色はついていますし、アルマイトもかかっています。
しかし、色が薄すぎます。
前回よりは、いくらかましなようですが。
しかも、鋳造時の「ス」(気泡)の回りだけ
色が濃いです。
この状況から察するに、
ス穴にインクがたまっていた。
↓
封孔時に穴から溶け出した。
↓
溶け出す前にアルマイトが乗った。
こんな感じではないかと。
そうなると、もっともっと濃い状態なら
色はちゃんとついていたってことになります。
もうシフトノブが無くなっちゃったので、アルマイトを
かける物を探さないといけないんですが、
なんとかもう一回挑戦ですね。